【2023年】川崎市の保活について
今回は川崎市の保活についてまとめていきます。
川崎市は利用申し込み者が増加する中でも令和3年、4年と2年連続で待機児童0人と
なっています。では保活は焦らなくても大丈夫なのでしょうか? 入園までの流れや
市がどいった取り組みをしているのかをまとめました。
●入園までの流れ
●川崎市の取り組み
・入園までの流れ
川崎市も前のブログ、横浜市の保活について②、藤沢市の保活についてで記載されている
入園の流れと大きく変わる所はありません。 保育施設利用開始時期が決まりましたら、
希望条件の施設を探し、申し込み書類を準備し期限内に提出します。その後結果通知が
届きます。 一次の申請で入所が決定しなかった場合は二次申し込みとなります。
入園の可否は、世帯のランクが高い子どもが優先されます。ランクはA~Hに区分されて
いて、保護者間でランクが異なる場合は低い方のランクが適用されます。
・川崎市の取り組み
川崎市は過去に神奈川県内で待機児童数が最も多くなっています。しかし、そこから
いくつもの対策を経て待機児童を0まで減らしています
下記の内容は川崎市のホームページに記載されている対策の一部内容です。
★川崎認定保育園
川崎認定保育園とは、地域保育園等のうち、施設や保育従事者の配置基準、運営条件などに
ついて、市が定めた認定基準に基づき良好な運営を行う認可外保育園のことです。
平成25年度からこちらの園に通う保育に欠ける児童の保護者に対する月額5,000円の
保育料補助を充実し、保護者の負担軽減を図っています。
★子ども・子育て支援新制度
平成27年4月からスタートしたこちらは認可を受けた教育・保育施設、小規模保育や家庭的
保育などの地域型保育事業が、給付対象となることを確認し、「子ども・子育て支援給付」を
行うとともに、保護者には、市町村が客観的基準に基づき、保育の必要性を認定した上で
「支給認定」を行い、確認をした教育・保育施設、小規模保育や家庭的保育などの
地域型保育事業者について、「利用調整」を行うこととされています。
こちらの取り組みはより保育の必要な家庭を見極め支援していくとともに保育所の事業量
軽減を考えています。
上記2つは平成後期に行われていた取り組みです。
では令和に入ってからの取り組みはどのような物があるのでしょうか?
★区役所を中心とした待機児童対策の推進体制
市の重要課題の一つである待機児童対策を推進するため、プロジェクトチームとして、
市長をトップとした「待機児童対策推進本部」を、また、各区役所では区長をトップとした
「区役所待機児童対策推進会議」を設置しています。区役所と本庁部局とが連携し、
機児童対策に関わる全職員の意識の共有を図りながら取組を推進しました。
★3本の柱
川崎市では待機児童対策の取り組みに次の3つの柱を上げています。
① 多様な手法を用いた保育受入枠の確保
② 区役所におけるきめ細やかな相談・支援
③ 保育の質の維持・向上
① 多様な手法を用いた保育受入枠の確保
高まる保育需要に対応するため、認可保育所等の整備のほか、川崎認定保育園や企業主導型
保育の活用、年度限定型保育事業の実施などにより、保育受入枠を確保しました。
② 区役所におけるきめ細やかな相談・支援
川崎市の各区役所では、利用案内の説明会や、入所保留となった児童の保護者への
アフターフォロー等を通じて、保護者の保育ニーズを確認しながら、市の多様な保育施設・
サービスとのマッチングを図っています
③ 保育の質の維持・向上
多様な保育サービスの効率的な提供の観点から、民間の多様な運営主体の参画を促進して
きました。一方で、行政の責務として、民間保育所等と連携しながら保育の質を維持・
向上することが求められており、保護者が安心して子どもを預けられる環境づくりに
努めています。
※下記参考ページ
今回は川崎市の保活事情についてまとめました。 冒頭で記載した保活を焦らなくて
良いのか、につきましてこれだけ市は対策をしているし待機児童も0なら大丈夫では
と、思いたいところですが、保活は余裕をもって行う事をお勧めします。
忘れてはいけないのは保留児童(かくれ待機児童)という言葉。待機児童0の中に保留児童は
含まれていません。保留児童も年々減少傾向にはありますが今現在もなくなってはいません。
早くに知識を付け準備することで保活を優位に進められます。
保活はお子様と保護者の皆様にとってとても大切で、大変さや不安を伴います。
しかし、こうして神奈川県内の各市町村で子育て支援の取り組みが行われていると知れば
少し安心できますね😊
もっともっとより子育てがしやすい社会を目指していきたいですね。
今後も皆様の役に立てる情報を発信していきたいと思います!
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