シッティング日記「あっち!」
先日初めて1歳のY君の病児保育にお伺いしました。
保育園に登園してすぐに発熱してしまったそうで、そのまま保育園へお迎えに行きました。
お家に着いて、すぐにベッドルームへ連れて行きましたが、
座ったまま玄関の方を指さしてずっと「あっち!」と言っています。
連れて行ってほしいのかな?と思い、抱っこをして玄関の方へ向かいました。
玄関の照明が自動でついたり消えたりするのが面白いようで、
ずっとにこにこのY君。
熱は少しだけありましたが、元気な様子で安心しました。
そのあとも自分の気になるものを見つけると、
「あっち!」
と言って私を見つめます。
まだ1歳になったばかりのY君は、言葉を使って自分の気持ちを表現することが出来ません。
「指さし」を使って一生懸命私に何かを伝えようとしてくれている様子が
とても可愛らしく、癒されました(^^♪
赤ちゃんの指差しは、自分の中にある気持ちを相手に伝えるという
コミュニケーション能力が育ってきた証だと思います。
「たのしいね」「きれいだね」というように、赤ちゃんの気持ちを代弁するように
声掛けをしてあげると赤ちゃんは、
「気持ちを受け止めてくれた!」
「共感してくれた!」
と安心するとともに、そうやって気持ちを表現することを覚えていきます。
指さしの中にも、興味があるものに対しての指差しや、欲しいものを主張する指差し、自分が見つけたものを見てほしい、共感してほしい指差しなど、
いろいろな理由の指差しがあると思います。
これからも赤ちゃんが伝えたいことを汲み取り、声掛けをしたり、共感をすることを忘れずにかかわっていきたいなと思いました(^^♪
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