シッティング日記「お兄ちゃんの我慢」

先日、4歳のA君と0歳のY君の兄弟のシッティングにお伺いしました。

Y君は一度会ったことがあるのですが、お兄ちゃんのA君は初対面です。


中へ入ると、誰だろう?という顔で私を見つめるAくん。

挨拶をしようと近づくも、目を合わせてくれず、声も発してくれません。


その様子を見てお母様がすかさず、

「A君はお姉さんと一緒にかるたをやりたいってずっと言ってたんだよね」

と言いました。

「かるたが好きなんだね!」と声をかけると

「かるたできるよ。これをこうするんだよ」とルールを説明してくれました。


「お話してくれてよかった」と安心し、それから一緒にかるたをしようとしたのですが、

カードを床にばらまき始めたと思ったら、そのまま2階の部屋に行ってしまいました。


しばらくしてから1階に戻ってきましたが、手にはスマホを持っています。

そしてそのままヘッドフォンを耳につけ、1人でアニメを見始めてしまったのです。


私はどう接して良いかわからず、声をかけずに弟のY君と一緒に遊ぶことにしました。



するとしばらくして、家の中を走り始めたA君。

走り終わると必ず私の方をちらっと見ます。

それを見て「速い!速すぎて見えなかった!」と声をかけると、

とてもうれしそうにニコニコ笑います。


それから自分の好きなおもちゃを見せてくれたり、得意技を見せてくれたりして過ごしました。やっと仲良くなれたと思ったら、あっという間に終了の時間です。


お母さんが仕事を終えて2階から降りてきました。

すると

「さっきA君が私の部屋に来て、お姉さんと一緒に温泉に入りたいって言いに来たんです」

それを聞いて思わず笑ってしまいました(*^^*)


私はA君が、知らない人が来たから2階の部屋に逃げてしまったのかと思っていましたが、

本当はかるただったり、私とやりたいことがたくさんあったのだと気づかされました。


もっとA君のやりたいことに耳を傾けてあげたらよかったなぁと反省しました。


最近弟が生まれ、寂しい思いをしたり、お兄ちゃんとして我慢していることもたくさんあると思います。

今度お家にお伺いした時には、A君のやりたいことを全部叶えてあげたいです。














ル・アンジェ横浜

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