赤ちゃん 【予防接種】
2ヶ月の誕生日を迎えたら、できるだけ早いうちにワクチンを接種することをおすすめします。
ワクチンを接種する目的はVPD(ワクチンで防ぐことのできる病気)の予防です。
お母さんからもらった免疫がなくなる生後6ヶ月ごろまでにしっかりと免疫をつける必要があるため、生後2ヶ月からのワクチン接種がとても大事になります。
<生後2ヶ月>
・接種のHib(ヒブ)
・小児用肺炎球菌
・B型肝炎
・任意接種のロタウイルスワクチン(1価・5価)
↓
<生後3ヶ月>
・接種のHib(ヒブ):2回目
・小児用肺炎球菌:2回目
・B型肝炎:2回目
・任意接種のロタウイルスワクチン(1価・5価):2回目
・4種混合
↓
<生後4ヶ月>
・接種のHib(ヒブ) 3回目
・小児用肺炎球菌 3回目
・任意接種のロタウイルスワクチン(5価) 3回目
・4種混合:2回目
↓
<生後5ヶ月>
・4種混合:3回目(生後5~11ヶ月のうちに)
・BCG(生後5~7ヶ月のうち1回)
↓
<生後7ヶ月>
・B型肝炎:3回目(生後7~8ヶ月の間に)
*予防接種当日の流れ
<当日の持ち物>
・予防接種予診票(接種券)
・母子手帳
・健康保険証
・乳幼児医療証
・現金やクレジットカード(任意接種の場合、支払いが発生します)
・赤ちゃんの着替えやおむつ、ミルクなどの準備もしておくと安心です。
*当日の朝にすること
赤ちゃんの体調に変化がないか確認します。
熱や咳、鼻水などの症状がないか、ミルクの飲みはいいか、ウンチがゆるくなっていないかなどに注意して観察してください。
また、朝のうちに赤ちゃんの体温を測っておきましょう。体温が37.5℃を超えている場合は予防接種を受けることができない可能性があるため、その場合はクリニックまで連絡。
*授乳の時間
授乳は予約時間の30分前までに済ませておく。
また、ロタウイルスワクチンは内服なので、服用直後に吐いてしまうとやり直しになることがあります。直前の授乳はしない。
*接種後の流れ
予防接種後は、重大な副反応(アナフィラキシー)がおきないか、その場で体調を観察します。副反応(アナフィラキシー)は接種後30分以内に起こりやすいため、15~30分ほど待機をします。
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