冬にかかりやすい病気~予防編

秋から冬にかけて、寒さと乾燥からウイルス性の感染症が流行します。

今回はウイルス性感染症流行中の、感染予防のポイントについてまとめました。


●ウイルス感染症予防のポイント●


🌟手洗いうがい

感染症予防の代表ともいえる手洗い、うがい。

普段の風邪予防から、感染症予防まで幅広い場所で推奨されています。

正しいやり方を確認しこれからの季節に備えましょう!

・手洗い

①手を水でしっかり濡らす。

②石鹸を適量とり、掌を擦り合わせるように良く泡立てる。

③手の甲を伸ばし反対の掌で洗う。

④指を組み両手の指の間も洗い、指一本一本を反対の手で包み込みながら洗う。

⑤掌に反対の指先を擦りつ爪の中も洗う。

⑥両手首まで丁寧に洗う。

⑦流水でよく流す。

⑧最低でも30秒くらいはかけて行いましょう。


・うがい

①うがい薬を適量量り、説明書に記載されている量の水を加えたうがいの薬を作る

(うがい薬がない場合は①の工程を割愛)

②口に溶液を含み、少し強めに「ブクブク」っと口の中をゆすいで吐き出します。

③新しい水を口に含んで上を向き、約15秒位のどの奥まで「ガラガラ」うがいをして

 吐き出します。

④新し水を含み、もう一度「ガラガラ」うがいを約15秒位します。




🌟換気

飛沫感染や空気感染の予防として有効な換気ですが、ただ窓を開ければいいという訳では

ありません。また冬場の換気はいかに室温変化を抑えるかも重要になってきます。

・ポイント

・一方向の窓を少しだけ開けて常時換気をする方が、室温変化を抑えられます。

 窓を開ける幅は、部屋の温度変化を観察しながら少しずつ調整しましょう。


・人がいない部屋の窓を開け、廊下を経由して、少し暖まった状態の新鮮な空気を人のいる

 部屋に取り入れること(二段階換気)も、室温変化を抑えるのに有効です。


・開けている窓の近くに暖房器具を設置すると、室温の低下を防ぐことができますが、

 燃えやすい物から距離をあけるなど、火災の予防に注意しましょう。




🌟消毒

菌やウイルスを無毒化することを消毒と言います。「薬機法*2」に基づき、厚生労働大臣が

品質・有効性・安全性を確認した「医薬品・医薬部外品」の製品に書かれます。

身近なものですと消毒用アルコールです。また金を除去するという意味では手洗いも消毒と

なります。以下では消毒の種類や使用して良いものを記載しました。


方法               モノ    手指  


●水および石鹸           〇     〇


●熱水               〇     ✕


●アルコール消毒          〇     〇


●次亜塩素酸ナトリウム水溶液    〇     ✕


●手指用以外の界面活性剤(洗剤)  〇     △


●次亜塩素酸水           〇     ✕


各場所にあった消毒方法を選ぶことが正しい消毒と言えるでしょう。

水以外のアルコールや次亜塩素酸ナトリウム水溶液は肌にダメージを与えてしまうので

長時間や多量に使用する場合はゴム手袋などを装着し肌を守りまっよう。

又、目や口の中に入った場合は流水で流し念のため受診しましょう。又お子様が

口に入れてしまうと大人より重篤になる場合もありますので管理には気を付けましょう。




🌟その他

・咳エチケット…マスクの着用、咳やくしゃみなどをする際はハンカチやティッシュ

        (なければ服の袖や、内側)で口元を抑える。 咳やくしゃみをする際は

        人から離れるを意識しましょう。


・体調不良…感染症の流行時期には体調に不調があれば、外出を控えましょう。

      仕事なども大事をとり休み受診するのが理想です。お子様が体調不良の

      場合も同様になるべくお休みを取りましょう。


・密集密着を避ける…感染症流行時は狭い空間に大人数で集まる、密着するなど

          過密になることを避けましょう。大人数で集まる場合は広い

          スペースで換気をするか野外で過ごすなど少しでも密を避けましょう。



これからどんどんウイルスが元気になってしまう季節……

家庭内で感染が広がってしまうケースも多くありますので少しでも参考にして頂き

感染を予防して頂けたら幸いです😊





ル・アンジェ横浜

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