秋にかかりやすい病気~インフルエンザ
新型コロナウイルス感染症が流行る前は感染症と言えばインフルエンザを思い浮かべた人も
多かったのではないでしょうか? 他の風邪症状がある病気より全身症状が強くみられるのが
この病気の特徴です。今回はそんなインフルエンザについてまとめてきました。
〇症状:発熱(38°以上の高熱)、くしゃみ、咳、頭痛、関節痛、悪寒、鼻づまり、腹痛
結膜炎など多くの症状がみられます。 又、インフルエンザの合併症も多くあり
中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、肺炎、脳症、ライ症候群、心筋炎、基礎疾患の
悪化などがあげられます。 発症後「うわごとを言う」「痙攣する」などの症状が
見られたらすぐに病院を受診しましょう。
〇治療法:インフルエンザの治療法は各症状への対処療法か、抗インフルエンザ薬を
投与するなどの治療法があります。 小さなお子様の場合はインフルエンザ
脳症の恐れがあるため投与を避けなければならない成分もあるため注意が必要です
〇感染経路:感染者が咳やくしゃみをしそれにより出来た飛沫を吸い込んで感染する
飛沫感染や、感染者の唾液が、目、鼻、口などに直接付着し感染するケースや
握手やウイルスのついた物を手で触れ、そのまま自身の口や鼻を触れることで
接触感染が起きる。
〇登園目安:学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を
経過するまで」を出席停止期間と定めています。しかし、これらの基準は
小学校、中学校、高校に定められたものだ、保育園、幼稚園では解熱後
3日経過と記載されています。 又解熱後も喉の痛みで食事がとれない、
ぐったりしていて動けないなどの症状があれば園生活も困難なためお休みした
方が良いでしょう。
インフルエンザなどの感染症は場合によっては保育園でも学級閉鎖になることがあります。
お仕事の関係で保育園に預けないと困るという保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、
感染が拡大し保育園自体お休みになると、沢山の子ども達や保護者の方も困ってしまうので
お子様が感染症にかかった際はしっかり登園目安を確認してから保育園に預けましょう!
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