秋にかかりやすい病気~溶連菌感染症

溶連菌とは、正式には溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌でα溶血とβ溶血の2種類があり

人に病原性を有するものとそうでないものがあります。主に“のど”に感染して、咽頭炎や

扁桃炎、それに小さく紅い発疹を伴う場合があります。


〇症状:代表的なものは喉の痛み、発熱(38°~39°)です。 

    他にも舌にイチゴの様なブツブツが出来る[イチゴ]や体や手足に赤い発疹が出る、

    嘔吐、腹痛などの腹部症状、首筋のリンパの腫れなども見られます。



〇治療法:抗生物質の服用が治療法となります。服用することで1日~2日で解熱し

     喉の痛みも1週間程度で引いてき、発疹の痒みも軽減します。

     しばらくすると皮膚が剥けてきますが自然に治ります。3歳以下のお子様は

     軽い症状で収まる場合も多く自然治癒でも完治します。



〇感染経路:溶連菌感染症は、飛沫感染、接触感染、経口感染で感染します。

      感染者が咳やくしゃみをし飛沫を吸い込むことで感染したり、

      感染者の皮膚が他の人の傷口にに触れる、食物を介して菌が体内に入る

      などの理由でも感染します。



〇登園目安:溶連菌感染症は、学校保健安全法で「第三種学校伝染病」に指定されており、

      適正な抗菌剤治療を受けてから24時間経過し、全身の状態が良好であれば

      登園可能となります。溶連菌感染症は、抗菌治療を受けると124時間で感染力が

      ほとんどなくなるため適切な治療を受けることで登園が可能となります。



〇予防:溶連菌感染症の予防は、他の感染症と同様に手洗いうがいを小まめに行う事。

    咳やくしゃみをする際はハンカチなどで口と鼻を覆う咳エチケット、マスクの着用、

    共有で使う物の消毒などが有効とされています。



どんな感染症も基本は手洗いが予防に有効ですね!

感染症が流行りやすい時はいつも以上に手洗いをすることで感染を未然に防ぎたいですね。



     

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