【2023年】保活について

今回は保活について解説していきたいと思います。

基本は神奈川県での保活になりますが、他の市町村でも参考になる箇所もあると思います。

では第1回なので「基本編」として今回は

①保活ってなに?

②保活ってなんで必要なの?

③何をすればいいの?


①保活ってなに?

・保活(ほかつ)とは、自身の子を保育所に入れるために保護者(親など)が行う諸活動を

 指すための、日本独特の造語。とフリー百科事典Wikipediaに記載があります。

 つまり「お子さんを保育園に入園させるための活動」のことを保活といいます。


では、具体的にはどのような活動をしていくのか?

〇保育園の情報収集や見学

〇役所へ問い合わせや行政主催の説明会への参加

〇復職時期や復職後の労務環境について職場や上司との相談もしくは再就職活動

〇必要書類の準備、申し込み準備

などです。

上記内容を見て、現在、産休、育休を取得中の方なのか、一旦退職をされた方なのか、

フリーランスや自営業の方で仕事を継続されているのかで、保活内容は変わってくるのが

分かりますね。



②保活ってなんで必要なの?

・保活が何故必要なのかそれは保活をしなければ希望の時期、園に入ることが困難だからです

 まず、保育園に入園するには「保育の必要性」を証明しなければなりません。

 保護者が勤労や介護などでお子様の面倒がみられない家庭のみ保育園を利用できます。

 幼稚園と違い、希望すれば誰でも利用できるわけではないのです。

 とはいえ、核家族化の進行、女性の復職率やキャリアプランの考え方の変化も相まって、

 保育所へのニーズも高くなっています。つまり需要は高まっているが、供給が追い付いて

 いない状況が「保活」を必要とする状況を招いています。所謂「待機児童問題」です。


では現在神奈川県にはどれくらいの待機児童がいるのでしょうか

こちらは神奈川県のホームページに記載されている最新の情報です。

年々減少している待機児童数、逆に保育施設の数や定員数は増えています。

全体を見れば改善しつつある県内の待機児童問題。

しかし「保留児童数」はまだまだ多くいるのが現状です。

「保留児童数」とは「利用申込をしているが利用できていない児童数」と定義されていますが、簡単にいうと「育休の延長ができる家庭の待機児童数」です。

具体的には、「本当は復職したいけど保育園に入れないので育休を延長している」

「希望の保育園に入れないので、育休を延長している」などです。


通常、育児休業は子が1歳になるまで取得ができるのですが、「保育園に入れない」等の

理由があれば、もう最大1年延長(6か月を2度申請)することができます。

このように保留児童数も合わせて考えると、神奈川県内で希望の形で

保育所を利用できていない家庭が多くあることが分かります。

そうなると定員数がある保育園に入るにはどうすればいいのか?


「駅から近い」「保育時間が長い」保育園は人気になります。

保育園には定員がありますので、申込数が定員数を上回る場合は入れないご家庭が出ます。

ではどうやって入園できる家庭を決めるのか?

選定基準は各家庭の「ランク(利用調整基準)」と「調整指数」なります。


上記のリンクは横浜市のホームページ記載のランクと調整指数についてです。

保活ではこの数字をいかに上げていくかが重要となっていきますので

自分のランクがいくつなのか確認し現状を把握しましょう。

(ランクや調整指数の指標は各自治体によって異なります)



まとめると以下2つの理由が保活が何故必要なのかの答えとなります。

・地域差もあるが、定員がある保育園に入るために必要

・希望の保育園があれば必要



③何をすればいいの?

では「実際に何をすればいいのか?」ですが、これまでの内容のまとめになります。

〇必要書類の準備

〇保育園の情報収集や見学

〇役所へ問い合わせや行政主催の説明会への参加

〇復職時期や復職後の労務環境について職場や上司との相談もしくは再就職活動

〇ランク、調整指数改善の活動

今後は、上記各項目を神奈川県の市町村別に解説していこうと思います。

是非、今後の記事も参考になれば幸いです。


ル・アンジェ横浜

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