シッティング日記「安心のごはん」
病児保育で "はじめまして" の4歳男の子。
「ママと一緒にカイシャいくー!」「カイシャいきたいー!!」と涙涙(´;ω;`)
お母様にもご対応いただきましたが、もう行く時間・・。
身体の大きい男の子、引き留めるのも一苦労でしたが、お母様出発後は5分もせずに泣き止み落ち着きました。
空き部屋に入り、心の整理をしている様子。
一人でお部屋に入りましたが、鍵があるかも、と思いドアが閉まる前に急いで私も一緒に中へ・・。
少し黙り込んで座っています。
私も様子を見ながら少しずつ話しかけました。
話しかけると、案外ケロッとしていて、おしゃべりさんな様子。
それからはいろいろなことを教えてくれました。
お外に遊びに行きたいようで、近所の公園のはなしから、お出かけした時のおはなし、好きなものについて・・
いつのまにかトークに花が開き、空き部屋を出て、リビングに戻り電車の本を一緒に見たり、こだわりのお絵描きを見せてくれました。
しかし、急に「おなかすいた」とキッチンへ。
そこには大好きなママが作ってくれたお料理が・・
"ママと一緒に食べるから、ちょっと待ってね"と声をかけると、今すぐにでも食べたそうでしたが、きちんと待ってくれていました。
分離の際は泣きじゃくっていましたが、自分できちんと切り替えて、"今はこの人と過ごす時間、ママはお昼には帰る"と理解し過ごしていたようです。
お母様が戻られると、「おかえりー♪」と言いながらすでに昼食を運んでいました。(笑)
1日の様子をお伝えする横で、おいしい・おいしい♡と安心してご飯を食べる姿に、私も幸せのおすそ分けをしてもらいました。
お子さんが涙→笑顔になるとき、だいたい、好きなことを人に話しているような気がします。
・そうなんだ、そうなんだ
・知らなかった!
・それで、これはこうなの?
と好きなことを教えてあげたり、伝えることが楽しいのでしょうか?
よく考えれば、大人も自分の趣味のことなどについて話しているとき、周囲の人が興味をもって聞いてくれたら嬉しくて、ついつい喋ってしまいますよね。
あの時間が、楽しい時間だったならいいな、と思います♪
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