赤ちゃんからはじめるトイレトレーニング[➁-➂]
オムツが濡れていることに慣れさせない大切さについてお伝えしましたね。
まだご覧になっていないかたは、ぜひ[①]から見てみてください。
②排尿感覚(時間)を把握しましょう!
赤ちゃんの頃はまだ排尿感覚は身についておらず、出たら替える、の繰り返しかと思いますが、1歳になるにつれて、大体いつも同じような時間におしっこをしていることに気が付いてくると思います。
これは、時計をチェックしながらでなくても自然とわかるようになると思うので、神経質にならなくても大丈夫です。
1歳前後になると、1時間に1回や、ご飯の後はいつも1時間に2回でる・・
など、お子さんよってそれぞれですが、排尿のリズム・パターンがついてきます。
排尿感覚(時間)が分かれば、①でお話した、「おしっこがでたら教えてね」の声掛けが事前にできるようになりますね。
まだお話しできない年齢のお子さんにも、この声掛けは有効です!
1歳くらいには、簡単な言葉が理解できるので、おしりをポンポン、とたたいて教えてくれたりします。(とってもかわいいですね)
教えてくれたら、大袈裟に褒めなくていいので、必ず教えてくれてありがとう、と毎回言ってあげてくださいね。
しかし、「おしっこがでたら教えて」と何度も何度も言われたら、鬱陶しいですよね。
大人と同じように、何度も同じことを言われることは子どもも嫌いです。嫌なことが積み重なれば、それは”面倒くさい”に繋がりトイレ離れにも繋がります。
排尿感覚がわかれば、なんとなく声を掛けるのではなく、的確な声掛けができるようになりますね。
◎排尿が2時間ほどあくようになってきたら、おしっこをためられるようになってきた合図です!!
実際にトイレでおしっこをしてみる、トイレトレーニングを始める目安になります。
➂排尿感覚に合わせた生活リズムにしましょう!
赤ちゃんからはじめるトイレトレーニングなので、実際にトイレトレーニングをする方法ではなく、なぜ生活リズムが大切なのかをお伝えしますね。
実際にトイレトレーニングをはじめてみたら・・
自分で尿意を感じたら伝えてくれるなら、お子さんを信じて待ちますが、自分で伝えられないなら、いつもと同じ時間(タイミング)でトイレに誘います。
いつもと同じ時間といっても、1分1秒同じというわけではありません。
毎日同じ生活リズムで過ごすことで、遊びの途中でも、長い針が〇になったらトイレだから…と子ども自身で遊びの大体のキリのいいところでトイレに行けるようにいま取り組んでいることも調整できるようになります。
「長い針が〇になったらトイレ行こうね」と声をかけ、時間になったのに全然行こうとしない…と思っても、子どもを信じて待ってみると、5分後に子どもから急に「トイレ行くー!」となることもしばしば体験したことがあります。
毎日同じ生活リズムで過ごす=見通しを持って生活できる=安心して過ごせる
トイレの後も、遊びの続きをするのか…それともご飯・お風呂なのか…違うおもちゃなのか…
★いつも決まっていることで、気持ちの切り替えがスムーズにできます。
しかし、いつも違う行動パターンだと、
「まだ遊びの途中なのにトイレ行くのやだな…」
「えっご飯なの?まだもうちょっと遊びたいのに…」
と気持ちの切り替えに時間がかかり、しばしば満足するまで待つことになるかもしれません。
いつも同じ生活リズムであれば、先程もお伝えしたように、ある程度自分で終わりを意識しながら遊ぶことができるので、切り替えがスムーズ。
トイレだけではなく、他の生活にも良い影響がありますね。
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皆さんが当たり前にやっていることが、とても大切なことということが伝われれば、幸いです(^^)
当たり前が難しい・・そう感じるかもしれません。
そろそろトイレトレーニングはじめてみようかな!!と思った1歳半からはじめるのでは、習慣化するには少し時間がかかり、ストレスを抱えるかもしれません。
赤ちゃんからはじめることで、大人も子どもも”当たり前”になり、ストレスなく大人も子どもも楽しくトイレトレーニングの時期を迎えられるようになるといいな・・と思います♪♪
シッティング中の細かいスケジュールがあれば、ベビーシッターにも、遠慮なくお伝えくださいね。
それでは、次はトイレトレーニングにオススメなお洋服・環境設定を紹介します♪♪
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