春にかかりやすい病気 ~風疹~

風疹は、空気中の風疹ウィルスが喉や鼻から入って飛沫感染する感染症です。

麻疹に比べると感染力は弱いため、風疹にかかっている人と接触しても感染しないこともあります。

風疹の症状は子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人から5,000人に一人くらいの割合で発生することがあるため、その点では軽視できない病気です。


【風疹】

潜伏期:14~21日

症状:耳のうしろや首のうしろのリンパ腺が腫れたり、麻疹によく似た赤い発疹(斑状丘疹)が顔から現れはじめ、24時間以内に手足へと広がっていく。

俗に「三日ばしか」と呼ばれるように、3日くらいで熱も下がり、発疹も3日前後で跡を残さずに消えてしまう。発熱しない人の方が多く、熱が出ても37.5度前後の軽度で済む。

合併症:関節痛や関節炎が多く、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎を起こすことがある。

予防法:1歳以上でMRワクチン(麻疹風疹ワクチン)が打てます。

かならず2回打つようにしましょう。

登園の目安:熱が下がり、全身の発疹が消失すれば登園・登校可能。


風疹は冬から春にかけて流行することが多いので、まだ予防接種を受けていない方には、早めの接種をお勧めします。

皆さんも十分注意して元気に過ごしてくださいね^^

ル・アンジェ横浜

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