夏にかかりやすい病気~咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜炎は、目から出た分泌液を手で触ることにより感染する病気です。その状態でプールに入ると水を介して感染するためプール熱とも呼ばれます。急な発熱や、咽頭炎による喉の痛み、目の充血などが見られます。原因となるウイルスはアデノウイルスで感染力が強いのも

特徴です。飛沫感染や接触感染などで直接感染を広げることに加え、症状がなくなった後も

喉からは1~2週間、排泄物からは1か月という長い間ウイルスが排出されているそうです。


〇症状:39℃前後の急な高熱、喉の痛み、目の充血、目やにが多く出る、頭痛、悪寒

    食欲不振。特に目の充血がなかなか治らない場合はプール熱が疑われます。


〇治療法:特別な治療法はありません。高熱には解熱剤、目の症状には目薬など辛い症状を

     和らげる対症療法となります。ウイルス感染症ですので目を清潔に洗浄しても

     目の症状が良くなることはないので目の症状が酷い場合は眼科を受診しましょう。


〇登園目安:プール熱は学校保健安全法における学校感染症に当たりますので、

      発症して症状がなくなり2日経過するまでは出席停止となります。


〇感染経路:咳やくしゃみによる飛沫感染、タオルの使いまわしなどによる接触感染。

      またプールの水を介して結膜への直接侵入すると考えられています。


〇予防法:感染者とはなるべく接触しないようにする。他の感染症と同様に手洗いうがい、

     消毒(感染者がいると思えあれる場では特に細めに行う) 乳幼児はおもちゃの

     共有や貸し借りから経口感染する場合があるため注意が必要です。感染が広がる

     時期にプールに入る際はしっかりシャワーを浴び、うがいをしましょう。


夏は楽しいことも沢山あるので夏に流行る病気の知識をつけて、

しっかり予防し元気に過ごしましょう⛱🌊




ル・アンジェ横浜

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