冬季に流行する感染症~胃腸炎~
ロタウイルス。アデノウイルス・ノロウイルスが有名な感染性胃腸炎は、1年の中で冬季に最も流行します。
11月頃から感染の流行が始まりますので、これからの季節、予防・対策が必須です。
〇症状:嘔吐、下痢
突然の嘔吐で始まり、続いて下痢の症状が多くみられます。
発熱はあまり見られませんが、発熱が伴うこともあります。
〇感染経路
・人から人への感染
・汚染された水や食品からの感染
※特にカキに注意!中心部まで十分に加熱しましょう。
〇予防法:手洗い、タオルの共有はしない、トイレを流すときはフタを閉める
★ウイルス性胃腸炎にアルコール消毒は効果がありません!★
胃腸炎の消毒は、『次亜塩素酸ナトリウム』が効果的です。
①ハイターなどの塩素系漂白剤をペットボトルキャップ1杯分を、500mlの水で割る
②布やキッチンペーパーで拭き取ったり、嘔吐物に被せた新聞紙の上に次亜塩素酸ナトリウムをそのままかけてつけ置きします。
次亜塩素酸ナトリウムを使用の際は、十分に換気したり、間違えて飲まないように十分注意してください。
★脱水症状に注意!水分はゆっくりと・・★
感染性胃腸炎は、飲んでは吐いて…を繰り返す特徴があります。
水分はゆっくりととり、飲んでは吐いてを繰り返さないよう注意しましょう。
症状や対策など、少しでも病気についての知識をつけておくことで、予防できることはあります。
ぜひ、ご参考にしてみてください^^
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