シッティング日記「遊びはまなび」
電車や新幹線が大好きで、毎回のシッティングで少しでもプラレールで遊ぶ5歳のRくん。
一見、ただのプラレール遊び。好きなことをして遊んで過ごしているかのように思えますが、一緒に遊び、言葉や目線などをじっくり観察していると、毎回遊びが深まり、遊びからまなんでいることがよくわかります。
例えば、京急線なら、三崎口駅~羽田駅、成田空港駅の区間の主要な駅を置き、駅の間を線路で埋めていきます。
路線図が頭に入っているので、地理感覚は抜群。
また、〇〇駅で待ち合わせ、〇〇線に直通になるよ、などと詳しく教えてくれます。
2人で電車を走らせていると、よ~く電車の動きを確認して、「ちょっと待った!!」「〇〇駅まで行ったら、そこで待ってて?じゃないとぶつかっちゃうよ!ぼくがここを通過したら折り返していいよ」と、電車の流れを見て、その後の動きを予測しながら遊ぶ姿に感心しました。
それからも、「僕は〇〇駅行きで、先生は〇〇駅が終点だから、ぼくが先に出発するよ!遅いと折り返し出発できないからあんまり間空けないでついてきてね」など・・
頭の中で構図が出来上がっていて、きちんと理由まで言葉で説明できるのが素敵ですよね。
好きなことを深めることで、遊んでいるだけではなく、学びの経験にも繋がっていますね。
R君の場合、地理的なことはもちろん、数学的な考え方、言葉、人間関係・・等、様々な学びに繋がっていました。
以前と比べて成長した所、遊びながら今何を学んでいるのか、この遊びを深めることによってどんな学びが獲得できるのか・・そんなことを考えながら関わっていると、私自身もワクワクするシッティングです^^
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