夏にかかりやすい病気~咽頭結膜熱(プール熱)~

咽頭結膜熱は、発熱、のどの痛み、結膜炎による結膜の充血といった症状が出る感染症です。プールの水を介して人から人へ感染したり、タオルの共用により感染したりすることが多いため、プール熱とも呼ばれています。保育園や学校などで小児を中心に流行します。


◯症状:高熱(4~5日間続く)と喉の痛み、頭痛、結膜炎(目の充血やかゆみ、涙目など)が特徴で、活動的になる幼児期から学童期の子どもに多く発症します。


◯治療法:咽頭結膜熱にはよく別な治療法はありません。解熱剤や抗炎症剤、目の症状には目薬を使うなど、つらい症状を和らげる対症療法となります。 高熱がでる上、喉の痛みや腫れで飲食がしづらい場合があるため、脱水症状にならないよう、しっかりと水分補給をすることが重要になります。


◯登園の目安:主要症状が消退したあと2日経過するまで出席停止


◯感染経路:主に飛沫感染、接触感染。プールを介した場合には、汚染した水から結膜への直接侵入すると考えられています。


◯予防法:こまめな手洗い・うがい、感染者との接触を避けるなど。また、乳幼児はおもちゃの共有や貸し借りなどで経口感染する場合があるため、周囲で流行しているときには注意が必要です。衛生を保つため、プールからあがったときは、シャワーを浴び、うがいをしましょう。


症状や対策など、少しでも病気についての知識をつけておくことで、予防できることはあります。

ぜひ、ご参考にしてみてください^^

ル・アンジェ横浜

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